お役立ち情報・Q&A
一般編
医療廃棄物処理編
Q5.性状の異なる感染性廃棄物を同一の容器に収納する場合は何色のバイオハザードマークを付ける必要がありますか? |
A.バイオハザードマークは、感染性廃棄物の性状に応じて、①液状又は泥状のもの(血液等):赤色、②固形状のもの(血液等が付着したガーゼ等):橙色、③鋭利なもの(メス、注射針等):黄色の3種類を用いることとされていますが、保管場所が狭隘である等の理由でこれらを混合して容器に収納する場合は、処理マニュアルに定める要件を満たした容器を使用した上、針刺し事故を防止する意味で黄色のマークを付けることが有効とされています。
がれき類(建設廃材)リサイクル編
RPF(固形燃料)化リサイクル編
Q5.RPFは燃焼に伴う二酸化炭素の排出量が少なくなるのですか? |
A.燃料として石炭を使用し、廃棄物である廃プラスチック類を単純焼却(処分)した場合に比べ、廃プラスチック類をRPF化して燃料を切り替えた場合は、RPFの製造に伴う二酸化炭素の排出を考慮しても、大幅に二酸化炭素の排出量は削減されます。
また、RPFは原料全体の約30%~40%にカーボンニュートラル(*)となる紙くず、木くず、繊維くずを配合しており、RPFを燃料として使用した場合、化石由来の燃料と比較して、二酸化炭素排出量の削減につながることになります。
(*)カーボンニュートラルとは、植物体の資源を焼却して二酸化炭素が一時的に排出されたとしても、それは元々植物が光合成によって地表上の二酸化炭素を分解して取り込んだ炭素であり、炭素の量は総体として増えていないという原理。