お役立ち情報・Q&A
医療廃棄物処理編
Q1.感染性廃棄物とはどのようなものですか? |
A.「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル(平成24年5月付け環境省)」(以下、単に「処理マニュアル」。)では、感染性廃棄物を「医療関係機関から生じ、人が感染し、若しくは感染するおそれのある病原体が含まれ、若しくは付着している廃棄物又はこれらのおそれのある廃棄物をいう」と定義されており、さらにその具体的な判断基準としては、「廃棄物の「形状」、「排出場所」又は「感染症の種類」から客観的に判断することを基本とする。」とされています。
具体的には、医療行為等により廃棄物となった脱脂綿、ガーゼ、紙おむつ、注射針、輸液点滴セット、試験管等のうち、次の判断フローに従って客観的に感染性の該否を判断することとなりますが、フローでも判断できないものは、最終的に医師等(医師、歯科医師及び獣医師)により判断されることになります。
がれき類(建設廃材)リサイクル編
RPF(固形燃料)化リサイクル編
Q5.RPFは燃焼に伴う二酸化炭素の排出量が少なくなるのですか? |
A.燃料として石炭を使用し、廃棄物である廃プラスチック類を単純焼却(処分)した場合に比べ、廃プラスチック類をRPF化して燃料を切り替えた場合は、RPFの製造に伴う二酸化炭素の排出を考慮しても、大幅に二酸化炭素の排出量は削減されます。
また、RPFは原料全体の約30%~40%にカーボンニュートラル(*)となる紙くず、木くず、繊維くずを配合しており、RPFを燃料として使用した場合、化石由来の燃料と比較して、二酸化炭素排出量の削減につながることになります。
(*)カーボンニュートラルとは、植物体の資源を焼却して二酸化炭素が一時的に排出されたとしても、それは元々植物が光合成によって地表上の二酸化炭素を分解して取り込んだ炭素であり、炭素の量は総体として増えていないという原理。