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事業概要

1 基本方針

 全国で排出される産業廃棄物の量は年間約4億トンにものぼり、Reduce、Reuse、Recycleの3Rを基本とした循環型社会の形成が求められています。
 当社は「地球をきれいに」をモットーに、天然資源の有効利用や処理に伴う環境負荷の低減を常に心がけ、廃棄物の種類・性状に応じた最適な処理でお客様の要望にお応えしています。

2 アスファルト合材等の製造

 当社は全国に先駆けてアスファルト廃材のリサイクル事業に着手し、この業界におけるリーディングカンパニーとして、品質向上に
努めて参りました。現在、京都市内では唯一、がれき類の破砕再生施設を併設したアスファルト合材工場です。
 アスコンセンターは、道路や駐車場の舗装工事に使用するアスファルト合材を年間約10万トン製造しており、京都府南部地域におけ
る1/4を供給しています。
 アスファルトプラント製造能力:120t/hr 
 
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3 廃棄物の収集運搬

 お客様の多様なニーズに迅速且つ適切なサービスを提供するため、近畿圏のほとんどの地域において収集運搬の許可を取得(許可一覧参照)しています。
 許可車両として、ダンプ車4台、4トンアームロール車1台、同8トン車1台、特別管理産業廃棄物用に軽及び2トン保冷車の計8台を配備しています。
 また、廃棄物の特性に応じて、積替保管施設を介した適正な処理を行う他、電子マニフェストもご利用いただけます。
 当社が収集運搬を行っている廃棄物は、全体受入量の約0.1%で、処分を行っている廃棄物の大半は、収集運搬業者等により持ち込まれているものです。
 収集運搬過程における廃棄物の飛散・流出を防止措置並びに走行に伴う安全対策や二酸化炭素排出量の低減を図るためエコドライブ運転を徹底しています。

4 廃棄物の処分

受入廃棄物

〇がれき類(アスファルトくず、コンクリートくず)は、破砕機で処理した後、再生アスファルト合材や路盤材としてリサイクル

〇医療廃棄物やプラスチック類を主体とした産業廃棄物は、衛生的かつ完全に感染性を失わせる焼却処理

〇製造工場等から排出される廃プラスチック類や紙くず等は、破砕・圧縮固化処理により、固形燃料(RPF)化

施設の概要

○アスコンセンター破砕施設(ロールクラッシャー+インパクトクラッシャー)
 がれき類(アスファルトくず及びコンクリートくず)を受け入れ、再生合材及び再生路盤材としてリサイクルを行っています。
 <処理能力> 960トン/日(破砕8h)
 <処理品目> 金属くず、ガラスくず、がれき類
○クリーンセンター焼却施設
 主として、医療関係機関から排出される廃プラスチック類や感染性産業廃棄物等を高度の排外処理施設を備えた24時間連続
 運転の焼却炉で処理。
 <焼却能力> 48トン/日(1トン/h×24h×2基)
 <処理品目>
  汚泥(特管含)、廃油(特管含)、廃酸(特管含)、廃アルカリ(特管含)、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維
  くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、感染性産業廃棄物
〇クリーンセンターガラスびん専用破砕機
 <処理能力> 8トン/日(8hr)
 <処理品目> ガラスくず
○RPFセンター
 熱可塑性の廃プラスチック類や紙くず等を破砕・圧縮固化により、石炭等の代替燃料となるRPF(固形燃料)を製造・販売
 してます。
 <処理能力> 60トン/日(24h)
 <処理品目> 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず
 

環境保全対策

 廃棄物処理に伴う環境負荷を低減するため、排ガス中の有害物質等の排出基準について、上記表のとおり、法律の基準より厳しい独自の維持管理基準を設定し、これを遵守することとしています。
 さらに、窒素酸化物を分解・除去する触媒脱硝装置を設置している他、排ガスの濃度(SO2、NO2、HCL、CO、O2)を連続監視し、焼却炉の運転管理にフィードバックしています。
 その他、アスコンセンターやRPFセンターにおいても、騒音・振動、粉じん、悪臭対策などに努め、地域の生活環境の保全に配慮した事業を行っています。
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